「投資銀行青春白書」という面白い本を本屋で見かけたので買ってみました。活字も大きく、昼休みの1時間、通勤往復各30分ほどで読みきれます。出版社/著者からの内容紹介は以下のとおりです。
■外資系投資銀行・新人OLの青春物語!■
外資系投資銀行の新人OLミヤビが、入社してから大規模M&A案件に挑むまでを描いた青春小説。経済の知識ゼロで入社してしまったミヤビは、右も左もわからない状態から、先輩社員の指導の元、大手化粧品会社のM&Aに挑む。徹夜でプレゼン資料を作成したり、同僚のリストラ、クライアントの接待、海外出張など、多彩な経験をして成長していくミヤビと先輩社員との淡いラブストーリーも見所です。軽快でわかりやすい文章を通して、経済、株式、企業ファイナンスなどの知識が楽しみながら身につくのも特徴。本物の投資銀行マンだった著者が、経験をフルに生かして書いた一冊です。
私の感想としては、世代が近いこと(著者は1997年入社)もあって当時、投資銀行部に勤めていたらこんな人生だったのかぁ・・・・という擬似体験ができて楽しかったです。ただクライアントの依頼にこたえる姿は職種は違えど、ITコンサルとやってることは同じですね。提案の資料作成や社内部門同士の利益対立などのエピソードも盛り込んであり、私の現職でも共感できるところが多々ありました。