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【2010.12.06 Monday 】 author : スポンサードリンク
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若者が会社を次々に辞めるのはなぜか?
わたしの身近な3年目の同僚が会社を辞めようとしている。このブログで会社を辞める人について書くのは2回目だが、在籍した3年で既に開催した送別会は10回を超えている。

簡単にいうと今の職場環境は、若者にとってフェアな環境がないことがわかる。ポスト待ちの列を形成している30代・40代がリソースを独占して、若者の機会を奪っているとしか考えられない。

社内(部内)にキャリアパスが一本しかない環境では、その数を減じた管理職ポストの空きを待って、30代40代の中堅社員が長蛇の列をなしている為、若者は薄給でこき使われて、そのまま「こき使われ損」で生涯平社員のままという可能性が見えている。

終身雇用・年功序列制が機能していれば、若者の薄給は年齢が上がってからの地位と給与の上昇という報酬によって相殺されるだろうが、今の時代、そんな悠長な人事制度を維持できている企業はもうほとんど存在しない。よって、その局面にある若者は、その企業にて「未来の希望」がもてるわけがない。

わたしはそういう職場の環境を精緻化したいと考えているが、そのためにはポストの長い列に並ばないといけない。なので、いまの若者には自分なりの「長期的な目標」を持って行動してほしい。目標がないと仕事の意味が見出せずに、ただの会社の歯車化してしまうからだ。



人事をキャリアにしている人は、この本を読んでみて、反面教師的な発想を持って、どうすれば若者の流出を防げるのかを真剣に考えないといけない時期にある。そして対策をぜひ進めてもらいたい。
【2007.01.17 Wednesday 23:30】 author : Tak
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【2010.12.06 Monday 23:30】 author : スポンサードリンク
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